山門は漱石の小説「門」のモデルだった 北鎌倉にある円覚寺の開基は名執権の「北条時宗」で、鎌倉五山第二位の禅寺です。 京都の煌びやかな貴族文化とはまた違った武家文化の渋さが静かに放たれる美しいお寺で、別名「心の寺」とも言われています。 境内には夏目漱石3部作の第3作目にあたる「門」のモデルになった山門があります。 10月後半ですが紅葉にはまだ少し早いようです このお寺は「えんがくじ」と読むのが正しく「えんかくじ」と読むと(ああ、この人は観光客の方なのだな)と地元ではすぐに分かります😊 円覚寺はいつ来ても心休まりますが、私が好きな時間帯は夕刻前。 なぜなら、西からの光が山門を正面から照らし、とても…