今回は凝集度(cohesion) について記載しようと思います。 凝集度とはプログラムのひとつの関数・メソッド・クラスなどのモジュールの中に含まれる機能の純粋度を表す尺度です。 1つの関数の中でいくつもの機能が混ざり合っているよりも、機能と関数が1対1になっている方が上手く機能分割されて理解しやすく、修正の影響範囲は確実に減ります。 つまり、凝集度が高いということはメンテナンス性が高くなります。 ここからは凝集度の度合いとその分類を段階別に記載していきます。 上から順に望ましいモジュールになります。 機能的凝集度 機能的凝集度(Functional cohesion)はモジュールがある処理を1…