陰と陽の気の調和が上手くいかない日、 悪魂が集会する日とも言われ、 何事をするにも凶とされています。 この日に吉事を行なうと、 凶事に転換されてしまいます。 婚礼、神仏祭祀、旅行、種まきなど 何事も凶です。 『枕草子』にも「血忌日ちいみにち」や「天火てんか」「地火じか」 などと一緒に「凶会日」の記載があり、 陰陽道の流行っていた平安時代に活用された、 とても古い暦であることが分かります。 『枕草子』には下記のように記されています。 第246段ことに人に知られぬもの凶会日。人の女親の老いにたる。 格別人に気にされないもの 凶会日、人の母親が年をとること。 「凶会日」の選日法 『枕草子』が書かれた…