このブログのテーマに決めた『この窓から見える景色』の、この窓の原点は、故郷島根の実家にあります。 私の故郷は、出雲大社から車で40分ほどの山の中、猪やてんが出没する所です。 小学校を中心とした小さな集落があり、その周りを低い山が囲んでいます。 同級生はほとんどの子達が、山を超えた違う集落から通学していました。 私の家は、小学校を見下ろすように、山の中にありました。 うちの反対側の山にも幾つか家があり、子どもの頃は、そっちの家の方から、朝早く鶏がコケコッコーと繰り返し鳴いていました。 うちのすぐ南側の山を登って行くと、スサノオノミコトがイナギ姫と新婚旅行に訪れたという神話の残る神社があります。 …