乗代雄介著「最高の任務」を読み終えた。2つの中編からなる本で、今日は1つ目の「生き方の問題」について話をしていく。 最高の任務 (講談社文庫) 作者:乗代雄介 講談社 Amazon 過去には「十七八より」、「本物の読書家」を読み、それぞれにうまく言葉にできないうめき声のようなレビューを書いている。どうやって話したらいいか分からないのだけど、その時に感じた気持ちを何とか書き残したくて書いた結果のひどい文章。だけど恥を上塗りしながら今日も書いている。 しかし、今回少し趣向が違うのは、初めてそんなにハマらなかったところにある。なんとなくほっとしているのは、盲目な読者ではなかったことへの安堵だと思う。…