システム開発を行う中で、外的要因によりソフトウェア開発部門がしわ寄せを受けることがある。一般的には、以下のようなものがある。 要件定義決定、仕様決定の遅れによるもの。 顧客、企画部門、営業部門による無理な要求によるもの。 大元の企画からの方針転換によるもの。 本来ハードウェアで解決すべき問題をソフトウェアで解決しようとするもの。 開発途中の仕様追加。 実際のシステム開発プロジェクトを例に挙げて、どのような外的要因によるしわ寄せを受け、どのような対応を取ったか、またソフトウェア開発部門以外の部門を含めて、あるべき姿について語りたいと思う。目次 1.ソフトウェア開発部門が上流工程に積極的に関与する…