我が家ではだいたい夜の8:30くらいになると寝かし付けタイムが始まる。この日も例外ではなく、子どもたちの歯磨きを済ませて少量の水を飲ませた後、寝かし付けのため寝室に向かった。寝る前に長男坊が「お話してほしい」と言ってきたので、私が即興で考えた「昔話」を聞かせることにした。以下がその話である。タイトル:なまけもののおじいさんむかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。 おじいさんはとてもなまけものでした。 お腹がすくと、「おばあさん、ごはんを作っておくれ。」 家の中が散らかると、「おばあさん、掃除をしておくれ。」 お酒が無くなると、「おばあさん、お酒を買ってきておくれ。」 …