『あしたのジョー』では、ジョーの終生のライバルとして登場。
東光特等少年院で、ブタに乗って脱走するジョーをカウンター一発でしとめたことから、ジョーとの因縁が続くことになる。
元々、日本フェザー級6回戦のプロボクサーだったが、客のヤジにかっとなって怪我を負わせたことから、ボクシング協会から追放処分を受けた。
同時に少年院入り。少年院でジョーとの初戦でめった打ちにするも、ジョーのクロスカウンターでダブルKOという結果に終わる。
ジョーがバンタム級で活躍すると、力石も過酷な減量を行い、リミット一杯でジョーとの因縁の試合に臨んだ。ラウンド途中のテンプル強打と、ダウンした際のロープへの後頭部強打で脳震盪を起こし、それと過酷な減量が重なって、試合終了後にはジョーとの握手を交わす寸前で倒れ、息絶えた。結果は力石のKO勝ちであった。
力石の破天荒な生き様から魅了されるファンも多い。
大ファンであった寺山修司により、前代未聞の「力石徹葬儀」も行われたほどの人気ぶりである。