《加彩 婦女俑》(かさい ふじょよう)。中国、唐時代の美人像で「MOCOのヴィーナス」といわれています。(モコはThe Museum of Oriental Ceramics, Osaka)。正倉院宝物の《鳥毛立女屏風》の美女は、この唐美人の姿が反映されたもの!ふっくら優しいかわいい女性は、長年この時代の理想の美人が描かれたものだと思っていたので、唐美人だったとは驚きです! 《木葉天目茶碗》こちらは木の葉の最高峰!本物の桑の葉です。桑の葉は禅とつながるものだそう。「天目」とは、黒い釉薬のかかった茶碗のこと。日本の僧侶たちが中国の天目山に臨済宗の修行に行き、寺院で使われていた黒釉茶碗を持ち帰った…