労使TOPミーティング 前職の会社では、ショップ制の労働組合があり、組合対応というのも人事の重要な役割の一つでした。労使の公式なコミュニケーションの場は、春闘などの団体交渉の他に、労使協議制というおもに経営側が経営計画策定の前提条件となる環境認識やビジネス、自社の現状なども含めて情報を共有して、組合に会社施策に理解と協力を得る場を設けていて、その仕切りも重要なイベントでした。 労使協議会は年に2回、上下期の決算発表のタイミングに合わせて行われていました。出席者は労組側は、委員長以下、書記長、書記次長4名の計6名、会社側は、社長以下、交渉委員長の専務、副交渉委員長の取締役常務執行役員の管理本部長…