ウクライナにおける戒厳令のもとでの労働者の闘いの破壊と労働組合幹部の「祖国防衛」の名による屈服 ウクライナでの階級関係と階級闘争にかんして、国際労働財団(JILAF)の「メールマガジン」は次のように明らかにしている(二〇二二年四月二八日)。 「ロシアがウクライナへ軍事侵攻する前、」「ゼレンスキー政権は労働法改悪を推し進めた。」その「内容は、労働者の権利を全面的にはく奪するものとなっており、大規模な抗議行動、国際連帯の力によって、法案はとりあえず却下された。」 「しかし、今年に入りロシアによるウクライナへの軍事侵攻が全てを変えた。ウクライナ国会は、3月15日に法案「戒厳令における労使関係の組織に…