つまり、環境や操者のスキルによっては「きもちのよさ」を聞き分けられないこともあるのです。 これを知らないと「操体の動診には、必ず快が伴う」という勘違いがおこります。 私も経験がありますが、一度この考えにとらわれてしまうと、それを手放すのが大変です。 一人で操体を行う場合に顕著です。 何人かいらっしゃいましたが、 「きもちのよさが聞き分けられないこともあり、それも診断の1つですよ」と言っても 「かならずきもちよさがある」と言うのです。 何故だかよく分かりませんが、私の記憶だと、50代以上の女性で、自分でも体調を改善するために、色々なことを試している 方が多かったように思えます。 ご自身の体調を改…