瀬戸内寂聴先生が 得度し 出家して 僧として生きる とは どういうことか と たずねられた その答に 生きながら 死ぬということです そう 言っておられた 友である 横尾忠則さんは 瀬戸内寂聴先生が 死に近くなって自ら その死を予感した頃 やはり おそれ さみしさを抱いていたようだ と 語ってた お坊様も 人だもん… シーちゃん 禅以外には 目ぼしいものは この地球上にはない と 断言した 詩人の高橋信吉は 自身の 詩のなかで 殺しあふ事も憎みあふ事も みんなさびしいからなんだ 誰もかもみんなじっとして居られないのだ。 みんな一つの塊なんだ それが割れたり 壊れたりするんだ と 言っていて… …