東福寺から伏見街道を瀧尾神社へ。 拝殿の天井に住む全長8mの木彫りの龍が出迎えてくれます。 創建年代は不詳ですが、「源平盛衰記」にその名が伺へ1586年10月に、豊臣秀吉が方広寺大仏殿を建立したのに伴い、現在地に遷座したという言い伝えで、もとは少し北の三十三間堂界隈にあったそうで、皇室にゆかりの深い泉涌寺の僧が守るところの社であったとも云われます。 大丸百貨店の礎を築いた下村彦右衛門が熱心に参ったのが縁で、下村家の援助で修復を重ねてきた神社だそうで、現社殿は江戸後期の天保年間の完成、下村家の豊富な資金を背景にした神社という事で、氏子を持たない神社でも有るそうです。 本殿は、北山貴船奥院御社旧殿…