あらすじ・主な登場人物 ハロルドとセレイアは、生まれたときから婚約者だった。ずっと訪れる未来を疑うことなく、一緒に育ってきたふたり。だがふたりが21歳になったときに、王女のハロルドへの横恋慕によりふたりは引き裂かれ、セレイアは辺境伯の元へ嫁ぐよう命じられる。辺境伯のディルクは王女にセレイアの根も葉もない悪評を吹き込まれており、セレイアを受け入れようとしなかった。だが、徐々にセレイアの本当の気質と王女の嘘にディルクは気づき始め―― 感想 まず、面白かった。このような感想は上から目線で好きではないのだが、非常にストーリー展開がうまい作者さんだった。Kindleで読めるのは今、3作品しかないけれども…