国立科学博物館の「特別展 和食」を「知研」を中心とする仲間8人で訪問してきました。 江戸時代までは地域料理(京料理、江戸料理、、)。明治以降に洋食、中華料理に対する「和食」となった。実に多様。八百万の神。共食と孤食。時間軸と空間軸。 「日本とは何か、日本人とは誰か」という視点からの「和食展」だった。さすが科博だ。科学の目で「和食」を斬るという企画は秀逸。会場は大混雑で、和食に対する関心が高いことを痛感した。 日本人に「和食」のことを教育する絶好の機会であり成功しているが、「公式ガイドブック」が物足りなかったのは残念。 美食術(ガストロノミー)。食材。向上心。訓練された舌。肉食を拒否する食文化。…