仙台で開催された第125回日本外科学会定期学術総会に、研修医、専攻医とともに参加してきました。 仙台城址のある青葉山に抱かれ、傍らを広瀬川がゆったりと流れるやわらかな風景に溶け込んで静かに佇む仙台国際センター。しかしその内部では外科学の現在地と未来像について侃々諤々の議論がたたかわされています。治療の最先端だけではなく、外科医のワークライフバランス、多様な人間や考え方がチームとして同居するインクルージョンの考え方など、つい最近までは見たこともなかったようなテーマが並んでいます。演者の重鎮の先生に専攻医がひらめく刃のような質問を投げかける場面もあり、持続可能な外科の未来をつくるために全世代が真剣…