今週は2件ESD。1件目は幽門~十二指腸球部に存在する大きめの腫瘍で以前別の先生が内視鏡をしている時に相談された。十二指腸に病変が存在しているため、球部内反転したところ、VVRのため詳細観察できなかった。ま、十二指腸側から局注して胃に移動させればとれるかな?と考え、経鼻内視鏡用の細い局注針を用意して臨んだ。 病変が胃に出ていてくれればと淡い期待をしたが、残念ながら十二指腸にしっかりと鎮座していたw 経鼻内視鏡で反転したところ、前回よりよく観察できたが、十二指腸の病変付着部が思ったより広く、局注しても全く胃に移動しなかった。 球部内反転で処理するしかないなと考え、処置用スコープに変更し、切開剥離…