非天夜翔が好きすぎて自分が読むために200話翻訳しました。万が一同じような趣味のかたが読んでおもしろいと思って下さったら是非原作を正規のルートで手に入れて読んでみてください。営利目的ではありません。要求があれば、すぐに削除します。 ーーー 第98章 拘束: 月が空の中ほどに上がった頃、中承殿内。 汁琮は武衣を脱ぎ、鏡の中の自分を見た。40歳を超えてから年齢を数えるのはやめた。油灯の暗い明かりの下で見ると、すでに両鬢に霜がおりている。国君の服を脱いだ容貌は服の引き立てを失い、さらに老いて見えた。 息子が成長し、父は老いる。そんな日が来るのを待っていた。時々鏡の中に別の人を見た気がする。1歳年上の…