【小説】「針の上で歌う:この世界から、音がなくなればいいのに」 南口綾瀬ウェブサイト 針の上で歌うーそれはどんな状況なのだろう? この物語を読むまで、恥ずかしながら場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)などについての知識が一切ないといっても良いほど知らない世界でした。 そして、令和2年未曾有のウィルスによって変わってしまった世界、コロナによって奪われた世界の中で見えた生き方と青春の物語。これが恋愛モノだという認識のないまま読み進めていましたが、最後の若い2人の想いに胸がギュッとなります。南口綾瀬さんによる音楽と香りとアイデンティティを描いた恋愛小説。 あらすじ 感想 著者の作品 おわりに あらすじ…