入社時研修 店主が大学を卒業して会社に入ったのは1991年、いわゆるバブル景気のときで、多少陰りは見えていたものの、依然世の中は景気のいい話でもちきりでした。 1997年にホンダ系部品メーカー3社が合併してケーヒンという会社になるのですが、店主が入ったのは3社のうちで一番規模の大きかった「京浜精機製作所」でした。 自動車やオートバイのエンジンの燃料をコントロールするキャブレターやインジェクターをなどをおもに作っていました。 当時の同期入社は大卒20名、高卒80名の約100名。当時の単独の全従業員が約2千名ですから、その約5%にあたる新卒を採用するという、今の感覚ではちょっと考えられない規模の新…