※本ブログおよび掲載記事は、Google、Amazon、楽天市場のアフィリエイト広告を利用しています。 2017年の出版だが、内容は未だ古くない。語り口は平易で内容は網羅的、因果推論の初学者がその全体を理解するのに適した一冊だ。 詳細な目次は下記にあるが、おおよその内容は、因果推論について相関関係と因果関係の違いからその必要性を説きおこし、因果推論の具体的内容については、ランダム化比較実験、自然実験、擬似実験(差の差分析、操作変数法、回帰不連続デザイン、マッチング法、回帰分析)の解説が簡潔に書いてある。 各項目には1章ずつ割り当ててあり、その考え方、前提条件、代表的な研究事例という構成で統一さ…