路地を見つけると 嬉しくなります。 なぜなら そこだけ時が止まっているような 不思議な雰囲気を感じられるから。 久しぶりに 『マレ地区』 に行ってみました。 パリの古さがたくさん残っている したがって貴族の館も多い 歴史のライヴミュージアムの様な地区なんです。 「サン・ポール教会」 と 「セーヌ」 に挟まれたあたりを歩きました。 本当に路地が多くて 特に袋小路が良い。 古代ローマ時代 町は通りが東西南北で碁盤の目の如くに 幾何学的でした。 芸術的感覚の持ち主というよりは 軍事と技術と法律に長けた民族だったための 結果なのです。 ローマが滅びた後 ゲルマンの侵入で町々は破壊され あるいは経済活動…