手探りの時代 名車続々 和製アルファロメオ 手探りの時代 1960年代…まだ日本のモータリゼーションは黎明期にあり、大衆車であるトヨタ・カローラが発売されたのも1966年のこと。恐らく当時の自動車メーカーもユーザーも、「自動車」というものに対して手探りだったに違いないと思うのです。どんなクルマをつくればよいのか?一体、どう付き合っていくのか?少しずつインフラが整備され、クルマを走らせる環境も広がり始めたこの頃、自動車メーカーも新しい取り組みとして、自らの技術力の高さを証明せんとすることを競い始めたのです。 名車続々 その結果、1960年代には、今では考えられないような素晴らしい名車が続々と生み…