金髪先生ことドリアン助川が率いる"叫ぶ詩人の会"。
パンクでアナーキーな演奏をバックに、ドリアンがポエトリー・リーディングを叫ぶという形態で活動する。94年のデビュー時にはこうした芸風が斬新に受け取られ、一時は社会派グループとしてTVニュースや新聞などのお堅いメディアにも多数出演。実際、ドリアンの書く詩には「カンボジアの地雷」「海洋汚染」「強制収容所」などをテーマに取り上げたものが多く、硬派なグループとして全国的に認知された。--しかし、宮沢賢治や恋愛などを綴ったナイーヴな内容のものもあり、一概に社会派と決めつけてしまうことはできないディープな魅力をもったグループ。現在は活動休止中である。