白水社の本 この本が見過ごせなかったのかなと。古書店で綺麗なまま安く放出されていたので、救ったのである。白水社のハードカバー、古書店で救済せずにいられなかったのですが、白水社は自分好みの作品が多くて困る。 目次と作家一覧 装丁家として存じていたのだが、芥川賞候補になっていたとのこと。それなだけに、作品への思い入れもなかなか読み応えありまして気になる作家も増える。 内容を読んでいると、全盛期が1970年代にも読めるので、おいくつくらいの方かなと wikipedia で調べると1936年生まれなので、もうじき90歳なのですね。ふむ。 ラインナップは下記のとおり。 Ⅰ 藍--『杳子・妻隠』古井由吉 …