www.shinchosha.co.jp 『学問のすすめ』を江戸時代の2大巨頭をもとに論じたエッセイ。 学問とは知識があることではなく、態度であること。それを新井白石と吉田松陰という二人から学ぶ。 自分の子どもたちにどう学問をすすめたら良いかという難問に一筋の光明を見たように気がした(笑) 松陰は知っていたが、白石はよく知らなかったので、こんなにすごい人が江戸の政治を支えていたのであれば、それなりに良い時代であったのだろうとも思った。 『白石と松陰』は、江戸時代に生きた知的偉人の話。 イタリア人のシドチという好奇心の塊のような人が日本に来て、当時家宣の政治顧問であった白石一人がようやく彼と知的…