ミャンマーを中心に、東南アジアで人道支援活動を続けるジャパンハート・吉岡秀人医師。20年間、計1万人以上の子どもたちを救い続けてきた同氏ですが、かつて「難病の子ども」に対する医療方針について究極の選択を迫られることがありました。重病を患う子どもに対し、親や医師はどのように立ち向かうべきなのでしょうか?(IVS 2014 Springより)http://logmi.jp/21033《文中後半より》 でも、今もう命が切れようとする瞬間、心電図がピーッとのびていって、血圧もふれなくなって、ほとんどゼロになったときに僕は「しまった」と思ったんです。なんで「しまった」と思ったかというと、この子はもう充分…