晴。 未明に目覚める。周縁の未踏の空間に白い雫が湧き出してくるのがちょっと気持ちが悪い。一種の煩悩だ。基礎を作り、裏側の清浄な空間に入る。壁抜け、ということを村上春樹が(河合隼雄先生との対談で)いっていたな。しばらくすると自然に既知の領域に出たので、起床する。 明るくなってきた。日の出だ。東に商業ビルがあるので、まだ朝日は見えないが。(6:47) NML で音楽を聴く。■ハイドンの弦楽四重奏曲第六十二番 Hob.III:77 で、演奏はプラジャーク・クヮルテット(NML、CD)。■リヒャルト・シュトラウスの「フランソワ・クープランのクラヴサン曲による舞踏組曲」で、指揮はシャルル・デュトワ、モン…