4月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:2655思い出すこと (新潮クレスト・ブックス)の感想詩は、状況や人の姿を影絵のように漠然と伝える。束の間の情景を切り取った、少しぼんやりした写真のよう。隅から隅まで見えすぎない感じ、ぼやけた部分が画面から外へすうっと引いていく感じがよいのだと思う。最後に、彼女は外にでていく。外気。寒さが気持ちよいこと。読了日:04月27日 著者:ジュンパ・ラヒリ住宅読本の感想この本一冊まるごとが、美しい家なのだ、と感じる。かくれんぼする子どもたちの忍び笑いが聞こえてくる。身近にツリーハウスのような隠れ家をもっていなくても、この本のなかにもぐりこんだら、静かで…