歳を重ねてから 歳を重ねてから名文、名詩などを一所懸命に読むのはとても意味のあることだと思っています。 それは一言で表現するのはなかなか難しいのですが、六十代で分からなかったことが七十代で分かり、七十代で分からなかったことが、八十代、九十代で分かるということが実際ありますからね。 そこにある素晴らしさに開眼すると、その奥にある神様の恵みというものがはっきりと見えてくる。 出典元月刊致知 2021年3月号 P.18「我が人生を導いてくれた古今の名作」鈴木秀子氏との対談内での加賀乙彦氏の言葉 解説:この言葉から教わること 本の良い所は、繰り返し読み返し、新たな発見や再度感動、感銘を受ける事ではない…