あけましておめでとうございます。 本年もよろしくおねがいいたします。 早稲田古本劇場作者:向井透史本の雑誌社Amazon 今日も、百円の本を売って、日々の糧に変えていく── 古本屋二代目店主の2010年8月から2021年12月の日々。「閉店後、シャッターを下ろした店内で仕事をしている。軽い孤独感に包まれて、本に値段をつけている。今年も、その繰り返しを地道にやっていくしかないのだ。」(本文より) 早稲田大学の近くの古本屋さんの11年間の日々。 僕は東京にはときどき観光や仕事で行くことがあるくらいで、土地勘は全くないのです。 それでも、ここで綴られている日記を読みながら、「ひとつの場所で商売をする…