仲の悪いもの同士が同席する状態を表す言葉。四字熟語。 中国・春秋時代に呉と越が骨肉の争いを繰り広げたことに由来する。
出典は「孫子」九地篇に「夫れ呉人と越人は相悪む也、其の舟を同じくして済り風に遇うに当りては、其の相救う也、左右の手の如し」とあるのにより、本来は「仲の悪いものでも共に遭難すれば助け合う」ということ。
臥薪嘗胆
令和ファシズム論極端へと逃走するこの国で井手英策筑摩書房2025年8月7日 初版第1刷発行 2025年10月18日日経新聞の書評で紹介されていた本。記事には、”財政社会学者の著者が、日独の財政史とファシズムの条件の比較検討に始まり、最近の日本における政治の混迷から、最終的には危機に瀕(ひん)する財政民主主義までも射程に収めた力作である。問題は決してやさしくないので、随所で著者も苦労している跡が散見される。 さて、著者は現代日本を覆う「ぼんやりとした不安」について語っている。現役世代は将来が見通せず、生活不安から他者への配慮を欠くようになり、社会が分断されつつある。日本がバブル崩壊後、長期停滞に…
長嶋さんの訃報にかき消されてしまいそうな話ですが(さすがに「そりゃあそうだ」と納得はしております)・・・ 将棋の棋聖戦の話題 【産経新聞による見出し (6/2)】 藤井聡太棋聖と杉本和陽六段、東武特急「スペーシアX」で対局場の日光へ“呉越同舟” ヒューリック杯棋聖戦 藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将と合わせて七冠)に杉本和陽六段が挑戦する「棋聖戦五番勝負」第1局は、6月3日、日光市の「日光金谷ホテル」で開催されました(結果は藤井棋聖の勝ち)。両棋士は対局前の 2日、東武鉄道の特急「スペーシアX」で浅草駅を出発し、日光に到着しました。藤井棋聖は「鉄」がお好きですから、さぞかしお楽…
これからは中国を舞台とした歴史小説を取り上げます。まずは宮城谷昌光が描く、中華統一に至るまでの古代中国史。キリスト教布教以前の古代ローマと同じくまだ儒教も仏教も浸透していない、人間が「素」で生きていた時代は「封神演義」や「キングダム」で身近になりました。 ところで世界史の授業で中国はわずかなもの。しかも時代を細切れにして行ったり来たり。おまけにこの時日本は原始時代のため比較ができず、中国史は手探りの状態でした。 そこで自分のアタマを整理するために、中国のおよそ「4千年前から2千年前」までの、宮城谷昌光作品にかかる年表を作成しましたので、参考にしてください。 もう1つ重要なのは、統一までの春秋・…
1993年1月7日午前10時には雨が止んだ。2500年もの歴史がある紹興の街には、心が弾むような木々の茂る府山があり、その南麓には越王台と越王殿がある。越王勾践(在位紀元前496~465)が、閲兵したといわれる、越王台に立って南を見る。大地は平坦で、家々が明るい緑の樹の間に見える。ここ紹興は“会稽”と呼ばれ、古代越国の首都であった。 越王台に立って南を見る筆者 越王殿 越王殿の入口 越王殿にある「古越龍山」の石碑 越王勾践の画像 ”呉越同舟“で知られた春秋時代の呉と越の国は、江南地方にあり、今日の杭州湾から銭塘江を境に向かい会っており、同族であるがゆえに絶えず戦っていた。北の呉の首府は現在の江…