烏丸尚奇 「呪いと殺しは飯のタネ 伝記作家・烏丸尚奇の調査録」このミス大賞2022の隠し玉という触れ込みが気になって買ってみました。 主人公の伝記作家としてそれなりに売れていたが完全オリジナルの作品を描かせてくれない現状が不満であった。そんな彼に企業創業者の伝記を書いて欲しいと依頼があり、契約を見ると「感電死するような刺激を約束する」という条項があった。刺激に飢えていた彼は依頼人の住む地域に行ってみると、創業者の周りでは不審な死や事件が相次ぎ呪われた一家と呼ばれていることが判明する、というお話。 呪われた一家の正体を探るミステリー作品となります。全体的にライトな雰囲気で出来ていますがミステリー…