キリスト騎士修道会十字章 加工技術 歴史的見地から見た前述のように、「ポンバル侯爵セバスティアン・デ・カルバァーリョ」が「ポルトガル王国総務大臣(1,750~1,777年)」に在った期間に製作されたと考えられるこの「キリスト騎士修道会十字章」の製作技法には、現代ジュエリーでは考えられないような技法が見られます。それらは、この期間のアンティークジュエリー贋作を見極める知識としても役立つはずです。 先ずは裏面んの全体像からご覧ください。 私は長い間、ポルトガル、スペインの石留は、大航海時代に、歴史的に関係の深いインドの「Gypsy setting(ジプシー セッティング)」に由来すると考えていまし…