平成3年、娘が6歳の時、下唇の内側にしこりが出来た。医者に診てもらうと「大した事はないと思うけど、気になるなら市民病院で切ってもらいましょう」と言われた。紹介状を持って市民病院で受付を済ませると「お母さんは待合でお待ちください。終わったらアナウンスします」と言われた。最初の病院で、ちゃちゃっと切ってくれたらよかったのに大げさやな~。注射の時みたいに、押さえとかなくていいのかな?などと考えながら雑誌でも読もうと手に取ったら、あっという間に呼び出された。私は言われた通り5階に向かった。明らかにそこは手術室。足で開ける扉をひとつ開けると、もうひとつの扉が踏む前に開いた。そこから、裸に白い割烹着を着て…