◆ 医療費控除とは? 医療費控除は、その年に支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得税の還付や翌年の住民税の軽減が受けられる制度です。対象となる医療費の合計が、 支払った医療費(上限200万円)-保険金などで補填された金額-10万円(または総所得の5%、どちらか少ない方) この式で計算され、控除対象額が導かれます。 たとえば、医療費が180万円、保険金で20万円補填された場合は: 180万円 - 20万円 - 10万円 = 150万円(控除対象) ◆ 「控除される」とはどういうこと? 控除とは、所得としてみなされない部分が増えるということ。つまり、課税される所得が減るため、以下の2つのメリッ…