自発的に自由意思でなんらかの奉仕行為などを行うこと。
報酬の有無は基本的には関係ない。
volunteerの語源は「義勇兵・志願兵」という意味であり、欧米では現在でもその意味で使われる。
災害時の復興ボランティアは以前から存在していたが、阪神大震災で大きく社会的にクローズアップされる。
ただ最近では、水害などの災害時には一部の中学や高校などでその学校の生徒を事実上強制的にボランティアに参加させるケースもある(2004年の台風23号水害など)。またこれとは別に、一部の高校・専門学校・大学ではボランティア参加を授業の単位として認定する場合もあり(=単位が欲しいがためのボランティア)、自発的と言えるのか疑問がある。
安倍晋三首相が高校生に対して数ヶ月のボランティア活動を大学進学の条件とする案を打ち出して論議となったが、強制的な奉仕活動を「ボランティア」とするのは本来の意味とは矛盾しており、誤りである。
2011年に発生した東日本大震災では文科省から全国の大学に対し、「ボランティア参加者は公欠に」などの通知がなされている。