満洲と北朝鮮国境に長白山がある。1000年に一回くらい爆発する超弩級の火山だ。平安時代に噴火して火山灰が北海道で1m?、東北で15-30cm?積もって2-3年不作だった。 平安時代、京都公家の日記に「北の方で大きな音がして空から灰が降ってきた」というのがあり、これが長白山大噴火ではないかと言う。 問題なのは、京都と長白山は1000kmくらい離れていること。それだけ離れていても噴火音が聞こえるのは、もの凄い噴火と噴火音だ。 たぶん長白山から半径数百キロは噴火の爆発音で森林や動物昆虫水棲生物まで一瞬で死に絶えたと思う。噴火したらウラジオ、ナホトカ、吉林は爆発音でやられる。 渤海が滅んで遼(契丹)に…