Hatena Blog Tags

四鏡

(読書)
しきょう

平安時代後期から南北朝時代にかけて書かれた「鏡」の名のつく四編の歴史物語の総称。
成立順では大今水増(ダイコン水増し)、内容順では水大今増(水ダイコン僧)となる。扱われる時代に重複がなく一連のシリーズとして使われるものの、その性格は書によって異なる。
鎌倉時代の武家を中心に扱う歴史書『吾妻鏡』は四鏡には入らない。

  1. 大鏡
    • 成立は平安時代後期と推定される。内容は平安時代前期〜中期。
  1. 今鏡
    • 成立は平安時代末期。内容は平安時代後期、『大鏡』の後。
  1. 水鏡
    • 成立は鎌倉時代前期と推定される。内容は初代・神武天皇〜平安時代初期、『大鏡』の前。
  1. 増鏡
    • 成立は南北朝時代と推定される。内容は平安時代末期〜鎌倉時代末期、『今鏡』の後。

関連

リスト:二文字キーワード

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。