前回、前々回と似たような内容ではありますが、大腿骨頸部骨折後のリハビリ結果を示したいと思います。 まずは、歩行自立度です。 大腿骨頸部骨折で当院に入院された患者さん全体を100とすると、8割弱の方々が自立するということがわかります。 大腿骨頸部骨折で地域連携をしはじめた頃は、平均80歳代後半の方々がこんなに増える事は想定していませんでした。でも8割程度は歩行自立することができました。 この中には、急性期病院で手術ができなかった症例も含み、さらに高齢化していることからか、以前と比べ、自立割合が大きく下がっている印象があります。 自立している方々が使っている歩行補助具を示すと、以下のようになりまし…