古事記に関する本にも、硬軟いろいろあって、これはもうガキでも分かる、マンガ入りの一番カジュアルな本のハズと思って買ったのですが・・・。たしかに分かりやすいけれど、国造りのストーリーは十分ややこしくて、結局断片的に頭に残るだけです。ま、しゃーないかと諦めました。 古事記のなかで「出雲」が大きな役目を果たしていることが分かりますが、国造りの歴史では権力闘争の「負け組」としての役目を背負っています。それにしては出雲大社のような立派な社殿があることや、大量のスグレモノの発掘品があることから、敗者のミジメさはなく、逆にえらいリッチな感じがします。 あの高さ48m?の巨大神殿も,実はオオクニヌシが敗戦交渉…