大崎さんの最新刊。高校の図書館が舞台の日常の謎系ミステリー。大崎さんらしい 本にまつわるミステリーで、私が一番好きなジャンル。作中に散りばめられている 既存の本の名前も、読んだ作品が多いので、ちょいちょいテンション上がりました。 日常の謎系なだけに、ミステリー的な驚きっていうのはほとんどなかったですね。 二作目の密室の謎のトリックなんて、拍子抜け以外のなにものでもない真相 でしたしね。密室トリックとしては一番の禁じ手じゃないのか?○○って・・・^^; 一番好きだったのは、ラストの春雨のレシピが載った本を探すお話かな。こういう、 レファレンス的なお話好きなんですよね。些細なワードを手がかりに、視…