《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 狩勝実験線で始められた脱線試験には、二軸貨車であるパレット輸送用有蓋車のワム80000形と同一の車体をもって新製された1両と、ワム80000型から改造された1両、同じパレット輸送用有蓋車でで積載荷重を17トン積みにした三軸車のワサ1形から1両を改造した専用の試験車によって行われました。 この3両の試験車は三者三様ならぬ三車三様で、ワム80000形を基本に新製された1両は、走り装置は種車の二段リンク式をそのままとした二軸車でした。しかし、二軸車ではあるものの試験の内容に応じて軸距が変えられる特殊な走り装置を備えていまし…