《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info ■再び積載量を増したワフ29000 戦後になって製造されたワフ22000は、車掌室重視の設計だったため、積載荷重は2tに抑えられ、貨物の積載量は小さいものになりました。乗務する車掌にとって、ワフ22000はありがたい存在でした。その一方で、営業サイドからすれば積載量の小さいワフ22000は厄介な存在だったと考えられます。 「戦時中のワフのような車両は、乗務する車掌にとって劣悪な労働環境はとんでもない存在だ」 「いや、営業からすれば、こんな貨物を載せられない車両は冗談じゃない。もっと、貨物を載せられるようにするべきだ」…