「サロンエクスプレス東京」は、1981年に当時の国鉄が導入した団体列車専用車両で、従来の和式(お座敷)客車に対して欧風客車と呼ばれました。 いずれの車両も14系客車からの改造で、車両の両端はスロフ14形700番台、中間車スロ14形700番台とされました。 スハフ14形の車掌室を編成の内側に向け、編成の車端部はフリースペースのサロンとなる展望室とされました。 座席はコンパーメント方式とされ、7号車は展望室ラウンジが一体化され乗務員室にビッフェカウンターも設けられました。 1987年の国鉄民営分割化後はJR東日本に引き継がれ、1997年に和式客車「ゆとり」への再改造を経て、2008年に廃車となるま…