《前回のつづきから》 blog.railroad-traveler.info 1963年から製作された1次形は、全機が田端機関区へ新製配置されると、さっそく常磐線の客車列車や貨物列車を牽く運用に就いていきました。 EF80にとって特に花形だったのは、やはり寝台特急「ゆうづる」をはじめとした夜行列車の運用といえるでしょう。常磐線経由の「ゆうづる」や夜行急行「八甲田十和田」の先頭にはEF80が立ち、平駅でED75と交代するまでを担いました。そのため、特に「ゆうづる」では赤いヘッドマークも誇らしげに上野駅に姿を見せることも多くありました。 こうした花形の仕業だけでなく、登場当時は数多くあった客車によ…