今回は塩野七生氏の「ローマ亡き後の地中海世界」を要約します。「ローマ人の物語」や「ギリシア人の物語」で有名な氏の歴史小説の1つで、西ローマ帝国崩壊後の群雄割拠の時代を描いた作品となっております。本書は4巻構成で、1はサラセン人の海賊が北アフリカから地中海世界へ進出し、シチリア島を制圧するまでの9世紀末までを描いています。 「ローマ亡き後の地中海世界」 ■ジャンル:世界史・歴史小説 ■読破難易度:低~中(平易な言葉で豊富なカラー描写により描かれているため読みやすいです。一方、世界史の教科書でも簡素にしか論じられない時代のため、前知識が一定ないと置いてきぼりになります。) ■対象者:・中世の地中海…