孔子生誕の地である曲阜は、山東省の西南にある済南から南へ120キロ離れた、規模の小さな町。ここは、春秋戦国時代には魯の都であった所で、約800年間栄えていたという。曲阜と名付けられたのは、隋時代の紀元596年のこと。 曲阜の孔子廟への道 曲阜郊外の村 孔子廟近くで遊んでいた子供たち 孔子廟内の大成殿前に立つ筆者 儒教の創始者孔子を祀るために、魯国の哀公が、紀元前478年の孔子没後の翌年建てた廟は、3部屋だけの小さな建物であったそうだが、明や清時代に増築が繰り返され、総面積2万㎡、466部屋数もある大宮殿となった。 孔子廟内の大成門 孔子が弟子たちに学問を教えたところ”杏壇” 杏壇の碑 中に孔子…