地震調査研究推進本部は、日本の地震調査研究を一元的に推進するため、地震防災対策特別措置法に基づき、政府の特別な機関として、設立されている機関。文部科学大臣を本部長とする。通称は、「地震本部」。 1995年7月設立。 地震防災対策の強化、特に地震による被害の軽減に資する地震調査研究の推進を基本的な目標としている。
1.南海トラフ地震の発生確率 政府の地震調査研究推進本部事務局のWebページ 「南海トラフで発生する地震」によれば、下記のとおりとなっております。 そして、詳細については、 「南海トラフの地震活動の長期評価(第二版)」に書かれています。 その中で、下記の表があり、南海トラフ地震の発生確率は、BPT分布を用いて計算されていることが分かります。 2.BPT分布とは BPT分布とは、Brownian Passage Time 分布の略で、逆ガウス分布、ワルド分布とも言われます。確率密度関数 は、下記のとおり表現される分布です。 BPT分布の確率密度関数 (記号の意味) :次の地震までの発生間隔(再現…